ラルフ・モア師


◆私たちの歩み

1976年、私と妻のルビーは、カリフォルニアにホープ・チャペル・ハモサ・ビーチを開拓しました。それから12年が過ぎ、30の教会を開拓した後、アロン・スズキ、彼の奥さんのステファニー、ほかの26名の仲間たちとハワイでホープ・チャペル・カネオヘ・ベイ(現在のアンカー・チャーチ)を開拓しました。そののち、私たち夫婦はほかの素晴らしい仲間たちとともにホープ・チャペル・ホノルルを開拓しました。

教会開拓者である私たち夫婦は、幸せな父母、祖父母でもあります。かつてはサーファーであった私ですが、今は時折海辺に行って、スタンドアップ・パドルボードを楽しんでいます。最近は、自由な時間をウォーキングをしたり、本を読んだり、プールで泳いだりして過ごしています。

◆ココナッツの木のように

開拓したばかりの教会から新たに最初の教会開拓が始まった時のことです。ジャック・ヘイフォード牧師が預言的に私たちに次のようなことを語りました。「あなた方の働きはココナッツの木のように多くの実を結び、やがてその実は世界中に根を張るようになるでしょう。」その当時、私たちはカリフォルニアに住んでおり、二人ともココナッツの木を見たことがありませんでした。

ジャック牧師の語った言葉は正確にホープ・チャペル・ムーブメントを描写していました。わずか12人で始まったムーブメントが世界中に広がり2200以上の教会を生み出したのです。そのほとんどが母教会で育てられた牧師たちによって開拓された教会です。

◆ムーブメントというよりは概念

ホープ・チャペルはムーブメントと言うよりは概念と言った方が良いかもしれません。ホープ・チャペルとは「弟子を作る弟子を作る人々の集まり」であるという疑念(定義)です。ある人々が教会を開拓し、それが教会増殖につながるという概念です。私は教団を監督しているわけでも、なにかの組織化した働きにたずさわっているわけでもありません。私がなんらかの影響力を持っているのだとしたら、それは個人的な関係を通してであるか、インターネット上での発信、あるいは著作を通してであるか、そのどれかです。テクノロジーは私たちにとって役に立つ道具です。遠距離での関係、健全なコミュニケーションを維持する助けとなります。

物書きでもある私は、教会増殖、そしてそれに伴うさまざまな困難と多くの可能性にフォーカスを置いて本を書いています。パニック症、不安症に苦しんだ一時期があったおかげで、今、ストレスや燃え尽き症候群に苦しむ牧師たちのためにも本を書くことができるのだと思います。

説教する時もそうですが、本を書く時にも、ユーモアのあるしかし地に足のついたスタイルで、確かな真実を伝えたいと願っています。次のサイト(英語サイト)で私の本を入手することができます。 amazon.com/ralphmoore また、次のサイト(YouTube 英語サイト)ではメッセージをダウンロードすることができます。 Hope Chapel Honolulu ホープ・チャペル・ムーブメントに関心があり、わずか12人の人たちが、どのようにして世界中で2,400もの教会へと増殖していったかお知りになりたければ、「指輪を捨てろ ハワイ・ホープ・チャペル物語」をお読みください。

◆ミッション・ホープ

牧師たち、リーダーたちをトレーニングするために、このところ各地を旅行をすることが多くなりました。シンプルでお金のかからないツールを用いて、弟子作り、家庭でのリーダー育成、教会増殖について教えています。旅行先の多くは福音が届いていない貧しい国々です。始まったばかりの教会開拓ネットワークと協力して働くことが多いのですが、これらの教会はホープ・チャペル・ムーブメントの教会としては数えられていません。関心のある方は、 Mission Hope International のページ(英語サイト)をご覧になってください。

わたしのゴールは小さな教会ネットワーク、小さな教会開拓の働きが、教会増殖のムーブメントへと変貌するのを助け、そしてそのことを通して国々にキリストの福音が届けられることです。