HERO MAKERS JP


HERO MAKERS JAPAN は
次世代リーダーを育てる教会ネットワークです。

私たちはヒーローであるよりも、
ヒーローメーカーでありたいと願っています。



◆ヒーローの陰にはヒローメーカーがいる。

ヒーロメーカーがいるのは舞台裏です。彼らは名声を求めず、しかし忠実に支援者としての役割を担っています。ヒーローを生み出すヒーローを生み出すヒーローを育てることを求めているのです。

彼らは他の人々に持てるものを投資し、その人たちの可能性が開花することによって、彼らが次の人々に投資できるように助けたいと願っています。この循環がによって増殖が引き起こされるのです。

パウロや他の人々を表舞台に送り出したバルナバもそのようなヒローメーカーでした。バルナバがパウロの身元引き受け人となって使徒たちのもとに連れていくまでは、パウロの目は完全に開かれていたと言えません。後に、彼はパウロをアンテオケ教会に連れて行き、最終的に教会開拓者として育てます。その結果、福音が前進し世界が変えられたのです。

バルナバは、ヒーローとなることから退き、ヒーローを育てるメンターとなったのです。彼の育てたヒーローたちもやがて彼と同じようにメンターとしての役割を担うようになりました。パウロがテモテのメンターとなったのはその良い例です。

究極のヒーローメーカー

主イエスは究極のヒーローメーカーでした。主イエスは、神が私たちのために備えてくださった最善の賜物があがなわれ回復されるようにと、その死を通して私たちにご自身を与えてくださいました。

主イエスは「あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。」と言われましたが、ヒーローを育てることについて語っていたのです。主イエスは、その生き方を通して模範を示されました。私たちもまたヒーロメーカーとなるように招かれているのです。

逆説的に聞こえるかもしれませんが、もし、私たち自分自身がヒーローになることを望むなら、この世で何か偉大なことを達成しなければなりません。しかし、私たちがヒーローメーカーになることを望むのなら、持てるものを投資した人々によって偉大なことがなされ、その人たちが投資した次の人々によって偉大なことがなされ、その連鎖が続いていくのです。

「よくやった。良い忠実なしもべだ。」と称賛され、主に抱擁される日を私たちは待ち望んでいます。しかし、その称賛が他の人々に対する私たちの投資と切り離せないものであったならどうでしょうか。

ヒーローメーカーの五つの特質

どこから始めたらよいか理解するために、主イエスの生き方に目を向けてみましょう。

デイブ・ファーガソン(Exponential代表、共同創設者)は、究極のヒーローメーカーである主イエスの生き方、またそのミニストリーに少なくとも五つの特質(習慣、実践)を見出すことができると強調しています。これらは現代のヒーローメーカーにも見出すことのできるの特質です。

ヒーローメーカーは、次世代を育てる中でこの五つを実践していますが、それだけでなく、彼らがすること全てにおいて、リーダーシップに関するこの価値観を体現し、実践しています。

ヒーローメーカーの特質1:増殖を考えている
最初の特質は考え方に関係しています。ヒーローメーカーは「自分の最善の努力によって、ミニストリーを最大限拡大することができる」とは考えません。むしろ、「他の人々のリーダーシップを建て上げることによって、効果的なミニストリーが始まる」と考えます。

ヒーローメーカーの特質2:潜在的リーダーを承認する
二つ目の特質は何に目を向けるかに関係しています。ヒーローメーカーは自分のリーダーシップから目を離し、周囲の人々の潜在的なリーダーシップに目を留めます。

ヒーローメーカーの特質3:弟子を増殖する
三番目の特質は誰と何を共有するかに関係しています。ヒーローメーカーは、自分が知っていることを教え、他の人々が主イエスに従って生活するのを援助します。しかしそれだけではなく、「弟子を作る次世代のリーダー」を育てるために、自分の人生を分かち合い、持てるものを彼らに投資します。またそのことを通して、彼らが同じ方法で他の人々を新たなリーダーとして育てるようになります。

ヒーローメーカーの特質4:賜物を活性化する
四番目の特質は何を祝福の対象とするかに関係しています。ヒーローメーカーは自分に与えられた賜物を祝福してくださるようにと神に求めるだけでなく、自分が育て送り出したリーダーたちを祝福してくださるようにと神に求めます。

ヒーローメーカーの特質5:神の国を建て上げる
五番目の特質は何を評価するかに関係しています。ヒーローメーカーは、誰が自分の働きのために来てくれるかではなく、誰が神の働きをしているかの方に関心を向けます。

ヒーローメーカーの採点表があったなら、あなたは自分にどのような点数をつけるでしょうか。

※EXPONENTIALのホームページからの引用です。